フェアトレードってどのくらい社会に影響をもたらせているの?
今回はこの疑問にお答えして、当社も取得している国際フェアトレード認証ラベルにまつわる数字をご紹介します。
認証に参加している生産者組織は、世界で72か国1,822
認証に参加している生産者組織は年々増加しており、2013年の1,210組織であったのが、2020年には1,822組織となっています。組織数の増加に伴い、フェアトレード組織で働く農家や労働者も180万人を超え、2020年には最大になっています。
フェアトレードインターナショナルは代表的な7品目としてコーヒー、カカオ、バナナ、紅茶、砂糖、コットン、花を挙げています。
生産者が受け取ったフェアトレード・プレミアムは、総額約251億円
フェアトレード・プレミアム(奨励金)の制度は、国際フェアトレード認証の最大の特徴といわれています。2019年は総額約251億円となっており、2015年と比較して約40%増加しました。プレミアムは、地域の組合等を通じて管理され、地域の状況に合わせて、生産向上のためのトレーニングや灌漑施設などのインフラ、学校の整備などの教育などのために活用されています。
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フェアトレード認証商品が流通する国は131か国以上
国際フェアトレードラベル認証商品が流通する国は、2020年に131か国以上となっています。(参考:2021年4月現在、国連加盟国数193)。また、世界で2,552の企業が37,000種類以上もの製品を販売しています。
世界の小売販売額1兆2,776億円(2018年)
世界の小売販売額は2012年の2倍を超えました(98億ユーロ)。
販売額が高い国は、英国、ドイツ、米国となっています。一方、その他の国でも10%以上成長している国も複数あります。
日本国内の国際フェアトレード認証製品市場規模は158億円
2021年国内の国際フェアトレード認証製品市場規模は推定で158億円となっており、2020年の約20%増になっています。
日本国内のフェアトレードタウンの数は、6都市
街ぐるみでフェアトレードの普及を目指すフェアトレードタウンは、熊本市、名古屋市、逗子市、浜松市、札幌市、いなべ市の現在6都市です。他にも目指す動きがあります。なお、海外では、ロンドンやパリなどの首都も認証を取得しており、世界的にもフェアトレードタウンの数はここ7年ほどで倍増しています。
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