フェアトレードを通じて途上国を応援することを、あなたにも可能にします
日々食べているも の、着ているものは、いつ、どこで、どのように生産されているのでしょうか。どれくらいの人が、そんなことを考えて買い物をしているでしょうか。パッ ケージに記載されている表示、タグなどを見てみると実は「日本製」はごくわずかです。その多くは、いわゆる発展途上国と呼ばれる国で生まれたものです。
日本で暮らす私たちは、お店に足を運べば簡単に商品を手に取ることができます。しかしその生産過程では、途上国の 人々が厳しい現実に直面しています。朝から晩まで過酷な労働を強いられ、正当な賃金を得られず、貧困から抜け出すことができません。また、本来であれば学 校に行くべき年齢の子どもたちが、親の手伝いや強制労働のために学ぶ機会が奪われています。スーパーやコンビニで目にするチョコレートも、その原料の多く は、アフリカのカカオ農園で強制的に働かされている子どもたちが生産しているという知られざる現実があります。
国際社会では今、このような状況を改善すべく、途上国で生産されたものを適正価格で販売し、現地で働く人々の生活向上につなげようとする取り組みが増えて います。これがいわゆる「フェアトレード」です。購入する側にとっても、身近にできる国際協力として関心が高まりつつあります。ひと昔前はコーヒーくらいしかありませんでしたが、近年ではフェアトレード基準を満たしたオーガニックコットンの衣服やバッグなど、その幅は少しづつ広がりを見せています。こういった世界統一の基準を保証する為の「国際フェアトレード認証製品」の開発が急速に進んでいます。
フェアトレードは「つくる」時代へ
発展途上国の生産物を適正価格で継続的に買い取ることで支援をするフェアトレード。残念ながら日本ではその市場規模はいまだに小さいと言わざるを得ないのが現状です。
欧米では30,000種類以上の「国際フェアトレード認証（FLO）」製品が販売されています。一方、日本では認証を取得していないいわゆる「非認証」製品が溢れ、実際にFLO認証されている製品は700種類程度しかありません。しかもコーヒーなどの食品に偏ってしまっています。
当社は日本で唯一「フェアトレード＆オーガニック国際認証」という世界最高レベルのサスティナブル製品のライセンスとサプライチェーンを保有しています。フェアトレードコットンのパイオニアとして大手企業との協業により、これまで多くの認証製品を日本市場に送り出してきました。
欧米のようにFLO認証製品を普段の生活に取り入れることで一時的ではなく継続的に支援ができる社会を日本でも実現することを目指しています。
つむぐ、つなぐ、つづく
「つくる人にも消費者にも環境にもやさしいコットンを」創業以来、綿花の購入から縫製までのすべての工程をインドのパートナー企業と行っています。
綿花をつむぎ、生産者と消費者を良質な製品でつなぎ、持続可能な社会へと変えていく。
当社の企業理念「つむぐ・つなぐ・つづく」にはそうした思いを込めています。
【動画】フェアトレードイノベーション