フェアトレード

【2021年(最新)】国内フェアトレード市場規模の推移

認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン(以下、FLJ)によると2021年の国内フェアトレード市場規模は約158億円となりました。これは2020年と比較して約20%も増加しています。

この結果についてFLJは以下のコメントをしています。

“この主な背景には、コロナ禍を経た家庭用フェアトレードコーヒーの売上拡大(フェアトレードコーヒー市場は前年比+21%)や、フェアトレードチョコレートの販売増加(前年比+10%)が挙げられます。またノベルティなどのコットン製品や紅茶の売上も上昇しました。特に小売主要大手各社はサステナビリティ戦略に力を入れ、プライベートブランドでのフェアトレード商品化や品揃えの拡充を大きく加速させました。近年気候変動や人権問題への危機感も背景にSDGsへの関心が急拡大する中、フェアトレードは環境・人権の両側面にアプローチ出来る仕組みとして、Z世代を中心に消費者からの支持がまっています。そうした消費者のニーズの変化に加え、自社のサプライチェーンの透明性向上や原材料の継続的な確保の手段としても企業から注目された”

フェアトレード国内市場規模
(出所)フェアトレード・ラベル・ジャパン プレスリリース

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